【concrete5】とは
- 公式ページに書かれているうたい文句
concrete5とは、ウェブサーバー上で、誰でも簡単で、しかも直感的にホームページの運営管理が出来る、手軽で画期的なCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)です。 - 日本語のサイトがあって2003年から現在(2018年9月25日)まで継続的にリリースされている
- これは試してみるしか無い!
導入前の環境(前提)
- Apache IUSの導入
- PHP【Remi】の導入
- Apache IUSの初期設定
- Apache IUS VirtualHostの設定
- MariaDBの導入 の方法でApache及びPHPを導入していることを前提といたします。
・・・・が、正直あまり気にする必要はないと思います。
導入方法の確認と現環境の確認
- https://concrete5-japan.org/
上部の【ダウンロード】をクリック
- 【使用条件】をクリック
- concrete5の使用条件と現環境をチェックします
- PHP 7.2以上の最新バージョンを推奨(PHP 5.5.9 以上)
【php -v】で確認→PHP 7.2.12 (cli) - PHP拡張:【php -m】で確認
MySQL (PDO拡張)→pdo_mysql
DOM→ない
SimpleXML→ない
iconv→iconv
GD Library with Freetype→ない
Fileinfo→fileinfo
Mbstring→mbstring
CURL→curl
Mcrypt→ない
ZipArchive→ない
- PHP セーフモードオフ
公式ページによると機能自体が【PHP 5.4.0】以降削除されています。 - 64MB 以上の PHP メモリ制限
【php -i | grep memory_limit】で確認→128M - MySQL 5.1.5 以上、または MariaDB
前提でMariaDBを導入したので割愛 - MySQL InnoDB テーブルサポート
MariaDB(MySQL)にログイン
【show engines;】の【InnoDB】が【DEFAULT or YES】であることを確認
concrete5を条件を満たす為に
必要なPHP拡張の調査
- DOMの調査
マニュアルはこちらから
【php-xml】が必要
- SimpleXMLの調査
マニュアルはこちらから
【php-xml】が必要
- GD Library with Freetypeの調査
マニュアルはこちらから
【php-gd】が必要
- Mcryptの調査
McryptはPHP7.2.0で削除されました。※PHP公式
PECLを使用して導入します。 - ZipArchiveの調査
普通にZIPを入れればよいらしい。※PHP公式
必要なパッケージの確認及び自動更新の設定
- yum --enablerepo=remi,epel install php-xml gd php-gd
- 必要なパッケージは
epelリポジトリ【lyx-fonts】
remiリポジトリ【gd-last】
※baseリポジトリとremi-php72リポジトリは全許可設定とする - [/etc/yum.repos.d/Private.repo]ファイルの[personal-epel]と[personal-remi]の[includepkgs]を編集(追記)する。
- yum -y install php-xml gd php-gd
※gdはいらないかも・・・
- yum -y install zip unzip
ついでにunzipも入れておきます
- PECLを使用したMcryptの導入【Remi】
yum --enablerepo=remi,epel install php-pecl-mcrypt
必要なパッケージは
epelリポジトリ【libmcrypt】
であることから
[/etc/yum.repos.d/Private.repo]ファイルの[personal-epel]の[includepkgs]を編集(追記)する。
yum -y install php-pecl-mcrypt
- Apacheの再起動
systemctl reload httpd.service - PHP拡張:【php -m】で確認
DOM→dom
SimpleXML→SimpleXML
GD Library with Freetype→ない
Mcrypt→mcrypt
ZipArchive→ない
ZipArchiveが見つかりませんでしたので、
【yum search zip】で検索し関係がありそうな【php-pecl-zip】がありましたのでインストールします。
yum --enablerepo=remi,epel install php-pecl-zip
必要なパッケージは
remiリポジトリ【libzip5】であることから
[/etc/yum.repos.d/Private.repo]ファイルの[personal-remi]の[includepkgs]を編集(追記)する。
yum -y install php-pecl-zip
- Apacheの再起動
systemctl reload httpd.service - PHP拡張:【php -m】で確認
ZipArchive→zip
これで記載されている動作条件を満たしました。
concrete5導入
- https://concrete5-japan.org/
上部の【ダウンロード】をクリック - 【ダウンロード開始】のURLを取得します。
http://www.concrete5.org/download_file/-/view/106698/ - コマンドでダウンロードします。
wget http://www.concrete5.org/download_file/-/view/106698/ -O concrete5.zip - ダウンロードしたファイルを解凍します。
unzip concrete5.zip - Ownerをapacheに変更します。
chown -Rf apache:apache concrete5-8.4.3 - ファイルの権限を755に変更します。
chmod -Rf 755 concrete5-8.4.3 - Webページとして開ける場所に移動します。
mv concrete5-8.4.3 /Apache/SITE/DefaultPage/concrete5-8.4.3 - 上記のコマンドを入力します。
concrete5の起動
- 【http(s)://[IPアドレス or FQDN]/concrete5-8.4.3】を開きます。
このように表示されれば成功です!
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