CentOS7.5.1804にApache httpd 2.4.33(最新版)の導入

Apacheのバージョン確認

CentOS7.5.1804の公式リポジトリでのApacheの確認

 yum list httpd
 コマンドで[httpd]のバージョンを確認してみたところ【2.4.6-80】です。

Apacheホームページで最新バージョンの確認

https://httpd.apache.org/
 現在の最新バージョンは2018年3月17日にリリースされた【2.4.33】ということがわかります。
 ちなみに【2.4.6】は[http://archive.apache.org/dist/httpd/]から2013年7月19日にリリースされたということがわかります。5年前です。ちょっと古いですね。
ということで、Apache最新版パッケージと言えば【IUS】が有名ですので確認してみましょう。

IUSホームページで最新バージョンの確認

https://ius.io/
 右上の【About】から【Packages】を選択します。
 【CentOS 7 x86_64】→【system environment/daemons】→【httpd24u】とたどると
 IUSで提供されているバージョンが【2.4.33】ということがわかります。
 Apache公式と同じ最新バージョンを提供しているIUSを使ってApache【2.4.33】のインストール行います。
 【https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/】を使えば提供されているパッケージを一覧で確認することも可能です。

IUSを使ったApacheのインストール

IUSリポジトリの追加

https://ius.io/
 右上の【Guides】から【Getting Started】を選択します。
 ページ下部の【Manual Install】項目内の【ius-release】項目内にある【https://centos7.iuscommunity.org/ius-release.rpm】を使用します。
 【IUS】リポジトリを追加した結果【EPEL】リポジトリも追加されました。
 【IUS】と【EPEL】リポジトリにおいては明示的な利用のみ行うように設定します。
 [personal-ius]と[personal-epel]を新規作成[includepkgs]を使って適用可能なパッケージを指定します。

必要なパッケージの確認及び自動更新の設定

 必要なパッケージは
  isuリポジトリ【httpd24u* apr15u*】
  epelリポジトリ【libnghttp2】
 であることから
 [/etc/yum.repos.d/Private.repo]ファイルの[personal-ius]・[personal-epel]の[includepkgs]を編集する。

Apacheのインストールと起動

 yum --disablerepo=base,extras,updates -y install httpd
 systemctl enable httpd.service
 systemctl start httpd.service

Apacheの起動確認

 http://FQDN or IP/
 と表示されていれば成功です。
 最後に【httpd -v】コマンドでバージョンの確認をします。

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