CentOS7.5.1804にPHP 7.2.6【IUS】(最新版)の導入

前提

PHPのバージョン確認

CentOS7.5.1804の公式リポジトリでのPHPの確認

 yum list php  コマンドで[php]のバージョンを確認してみたところ【5.4.16-45】です。

PHPホームページで最新バージョンの確認

https://secure.php.net/
 上部の【Downloads】をクリック
 現在の最新バージョンは2018年5月24日にリリースされた【7.2.6】ということがわかります。
 ちなみに【5.4.16】は[https://secure.php.net/releases/]から2013年5月9日にリリースされたことがわかります。先に紹介したApacheと同様5年前です。ということで次に導入元を探します。

導入元の選定

 PHPの導入によく使われているリポジトリとして【Remi】を紹介しているサイトが数多くありますが、まずはApacheの導入時に使用した【IUS】を調べてみます。

IUSホームページで最新バージョンの確認

https://ius.io/
 右上の【About】から【Packages】を選択します。
 【CentOS 7 x86_64】→【development/languages】→【mod_php72u】とたどると
 IUSで提供されているバージョンが【7.2.6】ということがわかります。
 PHP公式と同じ最新バージョンを提供しているIUSを使ってPHP【7.2.6】のインストール行うことが出来そうです。
 【https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/】を使ってその他のパッケージについても調べてみます。
  php-mbstring => 【php72u-mbstring
  php-mysql => 【php72u-mysqlnd
  php-mcrypt => この機能は削除 => 代替【Sodium】【OpenSSL】【PECLリポジトリ】
   ※【Sodium】はPHPコアに含まれるとのことなので試用してみる。
  php-pear => 【pear1u

【IUS】を使ったPHPインストール

必要なパッケージの確認及び自動更新の設定

 必要なパッケージは
  isuリポジトリ【*php72u* pear1u】
  epelリポジトリ【libargon2 oniguruma】
  (baseリポジトリ【libxslt】※pear1u用)
 であることから
 [/etc/yum.repos.d/Private.repo]ファイルの[personal-ius]・[personal-epel]の[includepkgs]を編集(追記)する。

PHPのインストール

 yum -y install mod_php72u php72u-mbstring php72u-mysqlnd pear1u

PHPの確認

 php -v
 【PHP 7.2.6 (cli)】と表示されれば成功です。

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