Windows10のブート用USBメモリの作成
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10から【ツールを今すぐにダウンロード】します。
【別のPCのインストールメディアを作成する】を選択します。
おめでとうございます!ブート用USBメモリの完成です。
Windows10のクリーンインストール
【Windows10のブート用USBメモリの作成】 で作成したUSBメモリでブートするだけです。Edition違いのWindows10インストールがされる理由
Edition違いのWindows10がインストールされる理由はDPK(デジタルプロダクトキー)です。購入時のPCにインストールされていたEditionからアップグレードをしたにも関わらず購入時と同じEditionがインストールされることがある理由は、インストーラーがDPKを確認して自動的にEditionを選択し導入しているものだと思われます。
気になる人はDPKを確認するコマンドやツールがありますのでGoogle検索してみてください。
Edition違いのWindows10がインストールされる対処方法
Microsoftにすでに導入したいEditionとPCの紐づけができている人向けの対応方法です。ブート用USBメモリがDドライブとして認識されていることを前提とします。
コマンドプロンプト or PowerShellを管理者として実行します。
DISM /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install.esd
をコマンドとして実行し、現在のインストール可能Editionを確認します。
上記では、
インデックス:1 Windows10 Home
インデックス:2 Windows10 Education
インデックス:3 Windows10 Pro
となっています。
必要なEditionがWindows10 Proである場合は【インデックス:3】のみが必要となります。
DISM /Export-Image /SourceImageFile:D:\sources\install.esd /SourceIndex:3 /DestinationImageFile:D:\sources\install_3.esd
をコマンドとして実行し、インストール可能Editionを【インデックス:3】のみとしたファイルを作成します。
DISM /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install_3.esd
をコマンドで実行し、作成されたファイルが正しいかを確認します。
上記では、
インデックス:1 Windows10 Proとなっていることが確認できます。
最後にエクスプローラーやコマンドで
D:\sources\install_3.esdをD:\sources\install.esdにファイル名を変更してください。(install.esdはinstall.esd.originalとでも変更しましょう)
更新したUSBメモリを使うことでWindows10 Pro専用のインストールが可能となります。
おまけ:Volume Licensing Service CenterのISOについて
DISM /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install.wim
をコマンドとして実行し、現在のインストール可能Editionを確認すると
インデックス:1 Windows10 Education
インデックス:2 Windows10 Enterprise
インデックス:3 Windows10 Pro
インデックス:4 Windows10 Pro Education
インデックス:5 Windows10 Pro for Workstations
となっています。
必要なEditionがWindows10 Proである場合は【インデックス:3】のみが必要となります。
以下、画像は割愛しますが、
DISM /Export-Image /SourceImageFile:D:\sources\install.wim /SourceIndex:3 /DestinationImageFile:D:\sources\install_3.wim
の後で
DISM /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install_3.wim
をコマンドで実行し、作成されたファイルが正しいかを確認し
インデックス:1 Windows10 Pro
となっていることが確認できればOKです。
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